自己肯定感と不登校の関係|親の自己肯定感が子どもに与える影響

自己肯定感と不登校の関係|親の自己肯定感が子どもに与える影響 私の話

私はずっと自分のことを「自己肯定感が低い人」だと思っていませんでした。
むしろ関係ないとさえ思っていました。

「自己肯定感」という言葉は昔から知っていましたが、自分の自己肯定感について考えたことはなかった。

私が自分の自己肯定感と真剣に向き合うきっかけになったのは、子どもとの関係に悩み始めた頃です。
いろいろと調べているうちに、私の生きにくさが自己肯定感の低さから来ているものだと気づきました。

私は自己肯定感を育ててもらえなかった。
そして子どもにも同じことをしている。
その自己肯定感の低さが子どもたちにも影響していると気づきました。


自己肯定感が低いと、子育てにも自信が持てない

私の自己肯定感が低かったことは、子育てにも影響していたと思います。

いつも自分に自信がなくて、子育てにも自信が持てなかった。
うまくいかないたびに「私のせいだ」と自分を責めた。
その不安や焦りが子どもにもぶつかっていきました。

私は余裕を持って子どもと向き合うことができませんでした。
自分自身が満たされていないと、子どもを満たすことができなかった。


息子の自己肯定感の低さに気づいた

特に息子は発達特性があって、怒られることが多かった。

息子はいつからか「自分はどうせダメだから」とよく言っていました。
失敗を怖がって、新しいことに挑戦しようとしなかった。
怒られるのが嫌なのか、すぐに嘘をついた。
でもすぐバレるような嘘だから、また怒られる。その悪循環が続いていました。

なぜ怒られるのにすぐに嘘をつくか分からなかったし、また怒ってしまう自分にも嫌気がさしていました。

気付くと息子は「お母さんは僕ばかり怒る」と言うようになっていました。
もちろん娘も悪いことをしたら叱ったし、差別したつもりはありませんでしたが、息子にはそう映っていたようです。

娘も自己肯定感が高いわけではないけれど、息子ほどではありません。
発達特性があって怒られる経験が多かった息子の方が、より影響を受けていたのかもしれません。

承認欲求が子どもより優先されていた

今振り返ると、私の場合は、誰かに認めてもらいたい気持ちが強かった。
誰かに認めてもらいたい、良い母親だと思われたい。
その気持ちが強くて、子どもを見ることより自分が承認されたい欲求の方が先に立っていました。

息子が「自分はどうせダメだ」と言い始めたのは小学5年生頃だと思います。
褒めても首を振る。
「あなたならできるよ、大丈夫だよ」と言っても「できない」と言う。

今思うと、私が子どもをちゃんと見ていなかったから、息子は自分の頑張りを認めてもらえていないと感じていたのかもしれません。

子どもの頃に得られなかった愛情や安心感を、ずっと欲していました。

今ならわかる。
子どもを愛するより先に、自分が愛されたかった。大事にされたかった。

それが子どもへの関わり方に影響していたと思います。
自分が満たされていないまま親になったから、子どもを満たすことができなかった。


自己肯定感の低さが不登校につながったのかもしれない

学校生活には、新しいことへの挑戦をする機会がたくさんあります。

息子は失敗することを極端に嫌がっていました。
例えば運動会の練習になかなか参加できず、練習がだいぶ進んだ頃にやっと参加できるようになってました。
失敗が多い環境、うまくできないことを見られる環境が辛かったのかもしれません。

「自分はどうせダメだ」という気持ちがあると、失敗したときに立ち直りにくくなります。
また失敗するかもしれないという不安が、挑戦することをさらに難しくする。
そのしんどさが、学校に行けなくなることにつながっていたのかもしれないと今は思っています。


子どもの自己肯定感を育てるためにやっていること

シンプルなことですが、できるようになったことを褒めるようにしています。

ちゃんと子どもを見ていると、成長していることに気づきます。
昨日できなかったことが今日できるようになっていたり、小さな変化があったり。

そこを「できるようになったんだね」「成長してるんだね」「嬉しい」と伝えるようにしています。

特別なことじゃないけれど、子どもにとって「親が自分の成長を見てくれている」と感じることが大事だと思っています。

息子の自己肯定感が変わったかどうかは正直わかりません。
でも進学して、新しいことに挑戦しようとしている様子があります。
あの頃「自分はどうせダメだ」と言っていた子が、前に進もうとしている。
それだけで十分だと思っています。

自己肯定感はすぐには変わりません。
でも環境が変わって、関わる人が変わって、少しずつ積み上がっていくものだと思っています。


自分自身の自己肯定感も変わってきた

昔に比べると、私自身の自己肯定感も少し高くなったと思います。

まだ自信を失って自分に価値がないんじゃないかと考えて、揺らぐことはあります。
でも少なくとも、自分のことが嫌いではなくなりました。

自己肯定感は一日で変わるものではありません。
でも少しずつ変わっていけるものだとも思っています。

親の自己肯定感が上がると、子どもへの関わり方も変わります。
余裕が生まれて、子どもの成長に気づきやすくなる。
子どもへの言葉も変わっていく。私はそれを実感しています。


まとめ

自己肯定感と不登校は、直接的な因果関係があるとは言い切れません。
でも私の経験から言うと、親の自己肯定感の低さが子育てに影響して、子どもの自己肯定感にも影響していた部分はあったと思っています。

子どもの自己肯定感を育てたいなら、まず親自身が自分を大切にすることが大事だと感じています。
自分が満たされていないと、子どもを満たすことは難しいから。

自己肯定感が低いことに気づいたとき、すぐに変えることはできませんでした。
でも気づいたことで、少しずつ変わっていきました。
まずは子どもへの声のかけ方が変わり、その次に子どもの様子が変わっていきました。
その変化が私自身にも返ってきた気がします。

いきなり自分を好きになることはできませんでした。自分を嫌わないようにすることから始めました。
きれいなことは言えないけど、私はそこがスタートでした。

この記事が、同じように悩んでいる親御さんの少しの参考になれば嬉しいです。

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