子どもが「どうせダメ」と言う理由|自己肯定感と不登校の関係

自己肯定感と不登校の関係|親の自己肯定感が子どもに与える影響 私の話

子どもがいつからか行動する前に「どうせ自分なんてダメだから」と言うようになった。
「大丈夫。できるよ」って声をかけても、「ダメだよ。できない」って言う。
「やってみないと分からないよ」と言っても、「どうせ無理だからやりたくない」と返ってくる。
会話がそこで止まってしまうことも多かった。

何でやろうとしないのかイライラしてしまうことも多かった。
最初は面倒くさいことから逃げてるだけだと思ってた。
でも後になって気づいた。これは息子だけじゃなく、私自身の問題でもあったんだって。

子どもとの関係に悩んだ時に、初めて自分のことを「自己肯定感が低い人」だと気付いた。


いつも『私のせいだ』と思っていた

いつも自分に自信がなくて、子育てにも自信が持てなかった。
うまくいかないたびに「私のせいだ」と自分を責めた。

私がしっかりしてないから子どもたちも思うように育たない。
だけど「しっかり」するってどうすればいいのか分からなかった。

その不安や焦りが子どもにもぶつかっていきました。

私は余裕を持って子どもと向き合うことができませんでした。


息子の変化に気づいた

特に息子は発達特性があって、怒られることが多かった。

息子はいつからか「自分はどうせダメだから」とよく言っていました。
失敗を怖がって、新しいことに挑戦しようとしなかった。
怒られるのが嫌なのか、すぐに嘘をついた。

でもすぐバレるような嘘だから、また怒られる。その悪循環が続いていました。

なんでそんなすぐバレる嘘つくのって思ってた。
でも、そのあとまた怒ってるのはいつも私だった。
「また怒ってる」と思ったとき、ちょっとしんどかった。

例えば息子の物が無くなって探しているとき。
一緒に探すと、ここに絶対置いたはずだと言っていた場所と全然違うところに置いてある。
こういったことは本当によくありました。
「置いたのは妹だ。ぼくじゃない。」と。

気付くと息子は「お母さんは僕ばかり怒る」と言うようになっていました。
もちろん娘も悪いことをしたら叱ったし、差別したつもりはありませんでしたが、息子にはそう映っていたようです。

いつの間にか息子は怒られると「俺は悪くない。」と言うようになっていました。

承認欲求が子どもより優先されていた

今振り返ると、私の場合は、誰かに認めてもらいたい気持ちが強かった。
良い母親だと思われたい。
その気持ちが強くて、子どもを見ることより自分が承認されたい欲求の方が先に立っていました。

息子が「自分はどうせダメだ」と言い始めたのは小学5年生頃だと思います。
褒めても首を振る。
「あなたならできるよ、大丈夫だよ」と言っても「できない」と言う。

今思うと、私が子どもをちゃんと見ていなかったから、息子は自分の頑張りを認めてもらえていないと感じていたのかもしれません。

私が怒りすぎてしまったことで、「失敗したら怒られる」と思うようになってしまったのかもしれません。

私は、子どもの頃に得られなかった愛情や安心感を、ずっと欲していました。

今ならわかる。
子どもを愛するより先に、自分が愛されたかった。大事にされたかった。

それが子どもへの関わり方に影響していたと思います。
自分が満たされていないまま親になったから、子どもを満たすことができなかった。


息子の自己肯定感の低さが不登校につながったのかもしれない

息子は失敗することを極端に嫌がっていました。

保育園での音楽会で、鍵盤ハーモニカはいつも舞台の袖から先生が手だけを出して弾いてくれていました。

運動会の練習にもなかなか参加できず、練習がだいぶ進んだ頃にやっと参加できるようになってました。
運動会の練習に参加できないことで先生に叱られて、学校から脱走したこともありました。

失敗するのが怖くて、学校でも動けなくなっていったのかもしれません。

みんなが当たり前にやっていることに入れない様子を、どう見ていいのか分からなかった。
舞台に立っているだけで、みんなと同じ場所でいるだけで「えらいね」「頑張ったね」って心から褒めてあげることが出来なかった。


子どもの自己肯定感を育てるためにやっていること

朝起きられたことや、自分で準備ができたこと。
小さなことでも「できたね」と声をかけるようにしています。
前はできていないところばかり見ていたけど、今はできているところを探すようになりました。

以前は朝のバタバタで、おはようも言わずに一日が始まることがあった。
今は子どもの顔を見て、ちゃんと名前を呼んで挨拶するようにしています。
たったそれだけのことだけど、『自分はちゃんと見てもらえてる』って感じてもらえるんじゃないかと思って。

話しかけられたとき、以前はスマホを見たまま返事をしてしまうことがあった。今は作業の手を止めて、顔を見て聞くようにしています。完璧にはできないけど、意識するようになってから子どもの話す量が少し増えた気がしています。

どれも特別なことじゃない。
でも続けていると、子どもの表情が少し変わってきた気がしています。

子どもにとって「親が自分の成長を見てくれている」と感じることが大事だと思っています。

息子の自己肯定感が変わったかどうかは正直わかりません。
でも進学して、新しいことに挑戦しようとしている様子があります。
あの頃「自分はどうせダメだ」と言っていた子が、前に進もうとしている。
それだけで十分だと思っています。

自分自身の自己肯定感も変わってきた

昔に比べると、私自身の自己肯定感も少し高くなったと思います。

まだ自信を失って自分に価値がないんじゃないかと考えて、揺らぐことはあります。
でも少なくとも、自分のことが嫌いではなくなりました。

自己肯定感は一日で変わるものではありません。
でも少しずつ変わっていけるものだとも思っています。

親の自己肯定感が上がると、子どもへの関わり方も変わります。
余裕が生まれて、子どもの成長に気づきやすくなる。
子どもへの言葉も変わっていく。私はそれを実感しています。


まとめ

私の生きづらさが子どもにまで影響するなんて思ってもいませんでした。
もっと早く気付けていたら親子共々違う未来が待っていたと考えると後悔はあります。

元々自分のことが大嫌いでした。
いきなり自分を好きになることなんてできません。
正直、今でも揺れることはあります。
だけど、自分を嫌わないようにすることから始めました。

きれいなことは言えないけど、私のスタートはそこからでした。

もし今、同じように悩んでいる方がいたら、
うまくできなくてもいいから、少しだけ見方を変えてみてほしいです。

私もまだ途中ですが、それでも変わり始めたものは確かにありました。
うまくできない日も多いけど、それでも前とは少し違っています。

同じように悩んでいる方の、何か一つのきっかけになれば嬉しいです。

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